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Desktop Intelligence から Web Intelligence への変換

※この文書はSCN WIKI掲載の文書『Conversion from Desktop Intelligence to Web Intelligence』を日本語化し、一部の内容について補足を行ったものです。

※原文URL(英語):http://wiki.scn.sap.com/wiki/display/BOBJ/Conversion+from+Desktop+Intelligence+to+Web+Intelligence

こでは、Web Intelligence (WebI) の機能と Desktop Intelligence (DeskI) の機能を比較することによって、ユーザーが DeskI から WebI に文書を変換できるように支援します。一般的に、DeskI のほとんどの機能は変換可能であり、BI4.0 の新規リリースでは WebI に変換されています。ただし、WebI で対処法を必要とする機能もあります。最初のセクションで、DeskI と WebI のすべての機能の基本的な概要を示します。その後の各セクションで、変更内容について詳細に説明します。

Desktop Intelligence と Web Intelligence の総合的な機能比較

(tick) 機能が存在するまたは別のワークフローを使用できる
(warning) 機能が部分的に存在し、別のワークフローまたは対処法がある
(error) 機能が存在しない

変換できない機能

DeskI

Webi 3.1

WebI 4.0

# OLAP データプロバイダー

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# データプロバイダーとしての XML

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# Visual Basic データプロバイダー

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# Freehand SQL

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# 計算のオペランドを使用した フィルター

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# ユーザー定義オブジェクト

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# 保護パスワードを使用した保存 オプション

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部分的に変換される機能

# 自動リフレッシュ設定

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# メジャーのフィルターを使用した 分析範囲

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# コンテキスト演算子

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# 差異および差異 率計算

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# 論理式条件を使用した 複合フィルター

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# ブロックおよびグローバルフィルター

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# ブロック内のメジャーに適用される フィルター

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複数ディメンションの 同レベル区切り

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# 非ブロック内オブジェクトの 区切り

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値ベースの区切り

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# DeskI 関数

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# 非ブロック内オブジェクトの ソート

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# 2 軸折れ線グラフ

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# 複数グループチャート

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# VBA マクロによる機能の自動化および拡張

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# クロスタブでの  Across Edge 表示設定

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# 改ページヘッダー/フッター

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完全に変換されるが変更をともなう機能

# 折りたたみ/展開

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# クエリーのソート

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# 上位 N 行のリトリーブ

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# 「末尾空白削除」オプション

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# 「データのリトリーブなし」オプション

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# 「実行前の SQL 生成なし」オプション

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# 論理式のフィルター

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# Windows OLE オブジェクト

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# 画像書式

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# 動的画像または OLE オブジェクト

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# ページ設定オプション

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# 日付書式

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# セルのシェード

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# 変数テキスト

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# 変数内の ユーザ定義値グループ

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# チャート内の系列色

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# データプロバイダーとしての ストアドプロシージャ

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複数カラムテーブル

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# マイナス数の設定による 相対位置

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# ページ内中央揃え

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# セクション、テーブル/チャート、セル、ディメンションの 条件付き非表示

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ユーザビリティ機能の比較

# データマネージャー

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# ユニバースの切替

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# 論理式エディターのユーザビリティ

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# 論理式エディターでの値一覧 (LOV)  呼出

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# 個人値一覧

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ユーザー定義階層

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# 日数および月数の事前定義済 カスタムソート

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# ランク定義パネルでの 小計と合計比率の 追加

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# 印刷時のページ調整

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# 文書内検索

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# ウィンドウペイン分割による ヘッダー固定

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# テンプレート

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# 構造ビュー

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# ユニバースのリフレッシュ

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# Web へのイメージスケーリング

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# 変数の複製

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# レポート構造マップ全体の 表示

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# プロンプトの順序

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# プロンプトのユーザーエクスペリエンス

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# 個人データのオブジェクト定義の 変更

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# 同期データプロバイダー

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# テーブルをテキストとして Office 文書 にコピー/ペースト

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# レポートを HTML としてマイ コンピュータ に保存

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# レポートを CSV (データ) としてマイ コンピュータ に保存

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# レポートを TXT としてマイ コンピュータ に保存

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# レポートを RTF としてマイ コンピュータ に保存

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# 発行配信ルール

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# 発行方法

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# Excel、PDF、CSV 書式による電子メールでの送信

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# プリンターに対するスケジュール

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# XML へのエクスポート

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WebI の新機能

DeskI に対処法がない機能

# カスタム論理式関数の 登録

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# オプションのプロンプト

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# セルのマージ

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# クエリでのランキング (または データベースランキング)

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# 空白時のテーブル表示/非表示

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# データベースによる メジャー集計 のサポート

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# 単一セルに対する 相対/絶対配置の定義

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# ランキング累積合計

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# 代替行 色のテーブル設定

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# 複数条件のアラーター

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DeskI に対処法がない機能

動的フィルター (入力制御)

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クエリーストリッピング

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データ変更の追跡

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クエリーフィルターとしてのサーバー側ランキング

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改良された入力待受

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書式ペインター

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Web でのドリル

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高度なチャート作成機能 (CVOM)

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階層ナビゲーション (Dimensional SL)

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拡張コピー/ペースト

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WebI 新規データソース

SAP データソースのサポート

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Dimensional UNX のサポート

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複数ソース UNX のサポート

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BEx クエリの BICS 接続

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分析ビュー (SAP BusinessObjects Analysis との相互運用性)

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1. 変換できない機能

レポート変換ツール (RCT) ですべての DeskI 文書を変換できるというわけではありません。変換のレベルは、元のレポートで使用されている機能によって異なります。Web Intelligence で (まだ) 利用可能になっていない Desktop Intelligence 機能は変換されません。ここでは、変換できない DeskI 機能のタイプを列挙し、WebI で別の方法で機能を利用できるようにする対処法について説明します。

OLAP データプロバイダー

DeskI

DeskI ではいくつかのタイプの OLAP データプロバイダーがサポートされています。

WebI

WebI で、ユーザーは OLAP ユニバースを使用して OLAP プロバイダーに対して文書を登録することができます。特に 4.0 リリースでは、ディメンションセマンティックレイヤーの上にレポートを登録することができ、これによって OLAP 機能が大幅に強化されます。OLAP データプロバイダーに基づいた DeskI 文書は変換することができません。また、UNX ユニバースを登録し、そのユニバースに基づいて文書を登録する必要があります。

データプロバイダーとしての XML

DeskIDeskI で、XML を直接データプロバイダーにすることができます。
WebIXML に基づいた DeskI 文書を RCT で変換することはできません。WebI では、サードパーティーのデータベースドライバーを介して XML に対して作成されるユニバースを使用することができます。以下の記事を参照することができます。

1. ユニバースによる XML データのクエリー  https://www.sdn.sap.com/irj/scn/weblogs?blog=/pub/wlg/11419
2. セマンティックレイヤーを介した Oracle による XML データのクエリー https://www.sdn.sap.com/irj/scn/weblogs?blog=/pub/wlg/11424
3. Web サービスの使用、IBM DB2 による XML ファイルおよびカラムのクエリー https://www.sdn.sap.com/irj/scn/weblogs?blog=/pub/wlg/11428

ほかに、カスタムデータプロバイダープラグインを使用するオプションもあります。このプラグインでは、独自のデータプロバイダーを開発するためのフレームワークが提供されるため、場合によってはすべてのデータプロバイダーを Web Intelligence で使用可能にすることができます。http://help.sap.com/businessobject/product_guides/boexir31SP2/en/xi31_sp2_cdp_dev_en.pdf に提供されている開発者ガイドに、詳細が記載されています。

Visual Basic データプロバイダー

DeskIDeskI で、直接 Visual Basic データプロバイダーのレポートを登録することができます。
WebIVisual Basic データプロバイダーに基づいた DeskI 文書 を変換することはできません。ただし、カスタムデータプロバイダープラグインを使用することができます。このプラグインでは、独自のデータプロバイダーを開発するためのフレームワークが提供されるため、場合によってはすべてのデータプロバイダーを Web Intelligence で使用可能にすることができます。http://help.sap.com/businessobject/product_guides/boexir31SP2/en/xi31_sp2_cdp_dev_en.pdf に提供されている開発者ガイドに、詳細が記載されています。原則的に、この方法で Deski 向けに開発された Visual Basic データプロバイダーを Webi で再利用できるようになります。

Freehand-SQL

DeskIDeskI で、Freehand SQL (FHSQL) をデータソースとして直接使用することができます。
WebIFreehand SQL に基づいた DeskI 文書 は変換することができず、WebI でマニュアルで登録する必要があります。

WebI では、2 つのアプローチがあります。その 1 つは、ユニバースレベルで FHSQL を使用して派生テーブルを登録することです。もう 1 つは、WebI クエリーの設計時に SQL を上書きすることです。2 番目のアプローチでは、データ型 (文字、日付、数など) ごとに十分な数のダミーオブジェクトを含むダミーユニバースを登録することができます。文書の設計時に、まずオブジェクトを結果ペインにドラッグし、次に SQL を修正して必要な FHSQL に変更します。

計算のオペランドを使用したフィルター

DeskI

DeskI で、クエリーパネルでの計算を定義することができます。以下の例は、計算のオペランドを使用した場合に生成されたクエリーです。

Select col1,col2,col3
from table1
group by col1,col2
having ( sum(col3) > all
select sum(col3)
from table1
group by col4
)
WebI

このタイプの DeskI 文書は変換されません。WebI にはこのショートカットはありませんが、クエリーのクエリーを作成することで、これを実現することができます。

たとえば、上記のレポートを実現するためには、2 つのクエリーを作成する必要があります。クエリ 1 は以下のとおりです

select col4,sum(col3)
from table1
group by col4;

クエリ 2 は以下のとおりです。

Select col1,col2,col3
from table1
group by col1,col2
having sum(col3) > @dapvalue('N', DP0.D093, MAX)

ここでは、最初のクエリーから MAX 値を検出し、2 番目のクエリーでそれを使用してフィルターを作成します。

ユーザー定義オブジェクト

DeskIDeskI での使用ケースは、変数 (すべてのレポートで再利用可能な変数) を効果的にユニバースオブジェクトに追加するためのパワーユーザーを対象としています。この機能を使用すると、ユニバースから取得されるオブジェクトの使用方法を変更することができます。たとえば、データベースから出力するテキスト文字列を追加したり、ユニバース定義をディメンションからメジャーまたは詳細に変更することなどが可能です。
WebIユーザー定義オブジェクトを含む文書を変換することはできません。基礎をなすユニバースに同一オブジェクトを作成し、DeskI でユーザーオブジェクトを置き換えてから、変換を行うことができます。

類似する機能を得るために、WebI で以下の操作を行うことができます。

1. 指定したディメンションに、ディメンション定義をディメンション/詳細/メジャーに変更する変数を登録することができます。

2. 変数を使用してソースデータをフィルタリングすることができます。

3. また、単純に変数の論理式を 1 つの文書から別の文書にコピー & ペーストすることができます。

保護パスワードを使用した保存オプション

DeskIDeskI で、保護パスワードおよび書込保留パスワードを保存オプションパネルに設定することができます。
WebIWebI では、この種類の保護はサポートされませんが、代わりに CMS による認証に基づいて WebI が保護されます。保護パスワードまたは書込保留パスワードを使用した DeskI 文書は、変換できない可能性があります。変換の前に、文書から該当するパスワードをマニュアルで削除することができます。
また、変換できない別の変数を参照する変数が DeskI 文書に含まれている場合、その文書を変換することはできません。変換の前に、対応する変数をマニュアルで修正しておく必要があります。

2. 部分的に変換される機能

同一のタスクを DeskI と WebI で異なる方法で実現することができます。このセクションでは、これらの機能を列挙し、それらが DeskI と WebI でどのように動作するかを示します。

自動リフレッシュ設定

DeskIDeskI 文書には、文書レベルで自動リフレッシュ設定を行うことができます。
WebIWebI では、BI ラウンチパッド (情報ビュー) に依存してリフレッシュがスケジュールされます。変換時にはリフレッシュ設定が削除されます。変換後に、BI ラウンチパッドでリフレッシュをスケジュールすることができます。

# メジャーのフィルターを使用した分析範囲

DeskI

DeskI で、クエリに「分析範囲」と「集計フィルター」の両方が含まれている場合、分析範囲のディメンションは Having フィルターに加えられます。下記を参照してください。

SELECT
sum(TEST2.CODE),
TEST2.CODE,
TEST2.NUMBER,
TEST2.PRICE
FROM
TEST2
GROUP BY
TEST2.CODE,
TEST2.NUMBER,
TEST2.PRICE
HAVING
( sum(TEST2.CODE) > 0 )
WebI

WebI ではこのクエリーが別の方法で生成されます。

SELECT
sum(TEST2.CODE),
TEST2.CODE,
TEST2.NUMBER,
TEST2.PRICE
FROM
TEST2
WHERE
CHAR(TEST2.CODE) ||' '|| CHAR(TEST2.NUMBER) In
(
SELECT
CHAR(TEST2.CODE) ||' '|| CHAR(TEST2.NUMBER)
FROM
TEST2
GROUP BY
CHAR(TEST2.CODE) ||' '|| CHAR(TEST2.NUMBER)
HAVING sum(TEST2.CODE) > 0
)
GROUP BY
TEST2.CODE,
TEST2.NUMBER,
TEST2.PRICE

レポート変換ツールで文書を変換する場合、クエリーは WebI の方法に変更されます。実際に、WebI からのクエリーはほとんどの使用ケースに基づいています。これは、DeskI でのクエリーではユーザーにとって望ましいデータが返されない場合があるためです。

コンテキスト演算子

DeskIDeskI で、Where や In などのコンテキスト演算子を論理式で活用することができます。
WebI文書は部分的に変換され、コンテキスト演算子を含む変数は変換時に削除されます。WebI の場合は、ほとんどのコンテキスト演算子を使用することができます。「In Currentpage」演算子を除き、ユーザーはそれらの変数を再登録することができます。また、WebI では「Where」句に「Inlist」、「>」、「<」などの他の演算子もサポートされます。

差異および差異率計算

DeskIDeskI では、これが選択した 2 つの値の差異を計算するショートカットです。
WebI計算が含まれる文書を部分的に変換することができます。変換時に、計算は削除されます。WebI では、クロスタブを使用する代わりに垂直方向テーブルまたは水平方向テーブルを選択し、1 つのディメンションをオリジナルとして残します。他のディメンションは、一連の変数として変更します。たとえば、[Revenue] where ([City]="City1")、[Revenue] where ([City]="City2") を指定して、[Revenue] where ([City]="City1") - [Revenue] where ([City]="City2") のように、差異を計算する変数を登録します。結局、必要な差異計算でクロスタブに表示されるものが水平方向テーブルまたは垂直方向テーブルに表示されることになります。

論理式条件を使用した複合フィルター

DeskIDeskI でこの機能を使用すると、論理式にフィルターを適用するかどうかを定義することができます。ワークフローは、テーブル右クリック、フィルター書式設定、定義、変数追加、定義、となります。ユーザーは、この機能を使用して「show me all data where varA < varB」のような論理式を登録することができます。
WebI論理式が含まれる文書を部分的に変換することができます。フィルターは変換時に削除されます。WebI では、変数を使用して同じことを行います。ワークフローは、まず「varC = if (varA < varB) then 1 else 2」のような変数の登録、次に「varC = 1」のようなフィルターの追加、となります。

ブロックおよびグローバルフィルター

DeskIDeskI では、[論理式フィルター]パネルで複数のブロック間にフィルターをドラッグ & ドロップすることができます。あるいは、フィルターをグローバルフィルターにすることもできます。
WebI変換時に、場合によっては複合ブロックとグローバルフィルターが削除される可能性があります。ユーザビリティに関して、WebI では複数ブロック間へのフィルターのドラッグ & ドロップもグローバル化もできず、マニュアルで各ブロックにフィルターを再登録する必要があります。別のアプローチとして、フィルター範囲を選択できる柔軟性を持った入力制御を使用する方法があります。

ブロック内のメジャーに適用されるフィルター

DeskIDeskI では、ブロック内のメジャーをフィルタリングすることができます。
WebI

変換時に、フィルターは削除されます。変換後にフィルターを追加することができます。あるいは、入力制御を使用して別の方法でフィルターを適用することもできます。

複数ディメンションの同レベル区切り

DeskI

DeskI では、区切りの定義時に単一レベル内で複数カラムの区切りを適用することができます。

WebI

変換時に、この設定は削除されます。WebI では、書式設定オプションを使用してこれを行うことができます。たとえば、まず 2 つの区切りを追加します。[区切りのマージ]ウィンドウで、1 つの区切りの区切りヘッダーとフッターを有効化し、もう 1 つの区切りに関してはそれらを無効化します。

非ブロック内オブジェクトの区切り

DeskI

DeskI で、ブロックの一部ではないカラムのブロックを区切ることができます。

WebI

この区切りは変換時に削除されます。WebI での対処法は、ブロックの一部ではないカラムを持つセクションを作成してからセクションラベルを削除することです。

値ベースの区切り

DeskI

DeskI で、区切りの定義時に区切り定義の値一覧から区切り値を選択することができます。たとえば、ディメンション <City> に値としてDC、Boston、および Seattle が含まれる場合、値「DC」にのみ区切りを設定し、他の値にはこの区切りの影響が及ばないようにすることができます。

WebI

この区切りは変換時に削除されます。WebI では、論理式関数を介して別の方法で同じビューを実現することができます。たとえば、「=If ([City]="DC") Then "DC" Else "Other cities"」という変数を登録し、次にこの変数にセクションを設定して、セクションラベルを削除することによって、変数が非表示になるようにすることができます。

DeskI 関数

DeskI

DeskI には、WebI の関数には対応しない関数があります。これには、ApplicationValue、BlockNumber、CurrentPage、GetProfileNumber、GetProfileString、Hyperlink、OLAPQueryDescription、PageInSection が含まれます。

WebI

変換時に、これらの関数は RepFormula("original_syntax") に置き換わります。また、関数 CountAll は WebI 構文で Count([object_name]; IncludeEmpty; All); として変更され、関数「MultiCube」は名称が「ForceMerge」に変更されます。

非ブロック内オブジェクトのソート

DeskI

DeskI で、ブロックの一部ではないカラムのブロックをソートするには、ブロックの一部ではないディメンションを区切りとして追加する必要があります。区切り定義で、区切りヘッダーとフッターを無効化します。これにより、表示されない区切りがテーブルのソートのように動作します。

WebI

このソートは変換時に削除されます。4.0 リリースでは、別のカラムをテーブルに追加し、ソートしてからカラムを非表示にすることができます。

2 軸折れ線グラフ

DeskI

DeskI で、各メジャーの単位を表示する 2 Y 軸折れ線グラフを使用することができます。このためには、[軸およびグリッド線]ウィンドウで副軸 (Y) を有効化します。

WebI

変換時に最初の軸のみが保持されます。XI3.1 では、別のチャートを登録する必要があります。4.0 WebI では、Deski と比較し、2 軸折れ線グラフを含むいくつかのチャート作成デルタが残存しており、DeskI にはない新規のチャートタイプが多数導入されています。

複数グループチャート

DeskI

DeskI では、1 つのチャートに複数のグループを指定することができます。[チャート書式]ウィンドウで、追加のグループを追加することができます。それぞれのグループに異なるチャートタイプを指定することができます。

WebI

変換後に、最初のグループのみが表示されます。これは、WebI では 1 つのチャートに対する複数グループがサポートされないためです。

マクロによる機能の自動化および拡張

DeskI

DeskI で、VBA は Web ベースのアプリケーションにではなく、Windows アプリケーションに使用することができます。

WebI

変換時に VBA マクロは削除されます。
VBA マクロは、多くの場合発行ワークフローの実行に使用され、現在はプラットフォームによって「追加設定なしで」処理されるようになっています (http://help.sap.com/businessobject/product_guides/boexir31SP3/en/xi31_sp3_publisher_en.pdf)。

また、WebIntelligence には多数のカスタマイゼーションオプションがあります。独自の関数を登録することによって、計算拡張ポイントでシームレスにその関数を論理式言語に使用することができます。ReportEngine SDK を使用して、WebIntelligence レポートの動作をカスタマイズすることができます。拡張ポイントを使用して、WebIntelligence レポートビューアーをカスタマイズすることができます。カスタムデータソースフレームワークを使用して、独自のカスタムデータプロバイダーを登録
することができます。すべての使用ケースに関して、以下にソリューションと対応する文書リンクを列挙します。
1. 外部関数 (WebIntelligence 論理式言語で表示されるカスタム関数) の登録 http://help.sap.com/businessobject/product_guides/boexir31SP2/en/xi31_sp2_webi_calc_ext_en.pdf
2. ReportEngine SDK (JAVA および .NET) サンプルコードを使用した WebIntelligence レポート処理
(文書処理、プロンプト、ドリル、レポートエレメント、その他) の
カスタマイゼーション http://www.sdn.sap.com/irj/boc/samples?rid=/webcontent/uuid/30e2b6d2-2784-2b10-59b6-95b2d8c50a02
REBEAN オブジェクトモデル: http://help.sap.com/javadocs/boe/xi/re/en/index.html
3. 拡張ポイント (DHTML、Java Report Panel、WRC) を使用した WebIntelligence レポートインタフェースのカスタマイゼーション
RIG ポッドキャストおよびブログ: http://www.sdn.sap.com/irj/scn/weblogs?blog=/pub/wlg/18429, http://www.sdn.sap.com/irj/scn/weblogs?blog=/pub/wlg/20858, http://www.sdn.sap.com/irj/scn/weblogs?blog=/pub/wlg/17696
4. カスタムデータプロバイダーの登録: WebIntelligence Custom Data Source (CDS) フレームワークは、Web Intelligence Rich Client で使用可能なカスタムデータソースに関するデータプロバイダーの登録を容易にするプラグインフレームワークです。
文書: http://help.sap.com/businessobject/product_guides/boexir31SP2/en/xi31_sp2_cdp_dev_en.pdf

クロスタブでの Across Edge 表示設定

DeskI

DeskI で、クロスタブの Across Edge 表示のヘッダー/フッターの表示/非表示設定を行うことができます。

WebI

変換時に、この設定は削除されます。

改ページヘッダー/フッター

DeskI

DeskI で、改ページヘッダー/フッターを定義することができます。

WebI

変換時に、この設定は削除されます。

レポート変換ツール (RCT) では、部分的に変換された文書のほかに、部分的に発行された文書も使用することができます。部分的に発行された文書が発生するのは、変換時に RCT で関連するユニバースが見つからなかった場合です。部分的に発行された文書は、開いて表示することはできますが、リフレッシュすることはできません。

3. 完全に変換されるが変更をともなう機能

文書の変換時には何らかの変更が発生する場合があります。これは、DeskI と比較して WebI では同じ機能が別の方法で実現されるためです。このセクションでは、変換された文書に存在する可能性のあるすべての変更を列挙します。

折りたたみ/展開

DeskI

DeskI では、テーブル、セクション、および区切りの折りたたみ/展開が可能です。

WebI

WebI では、XI3.1 SP2 から、垂直方向への折りたたみ/展開が導入されています。変換の後、すべてのレポートエレメントが展開されます。

BI4.0 では、この機能が拡張され、セクション、テーブル、および区切りを垂直方向と水平方向に折りたためるようになっています。

さらに、Web での折りたたみ/展開が可能になっています。これは DeskI では行えません。

クエリーのソート

DeskI

DeskI では、ソートをクエリーレベルで適用することができます。

WebI

WebI では、ソートはクエリーレベルで適用されません。変換時にクエリーのソートは削除されます。ただし、ソートをレポートレベルで適用することができます。

上位 N 行のリトリーブ

DeskI

DeskI で、クエリーの設計時にソートを適用することができます。また、行カウントを設定することによって、クエリーオプションパネルで部分的な結果をリトリーブすることもできます。これらの 2 つの機能を組み合わせると、ディメンションの上位 N 行をリトリーブすることができます。

WebI

WebI では、リトリーブに行カウントを選択することができますが、ソートをクエリーレベルでは適用できないため、上位 N を直接リトリーブすることはできません。代わりに、ランク機能を強化することができます。変換時に、ソートは失われます。レポートレベルでソートを適用する必要があります。

「末尾空白削除」オプション

DeskI

DeskI ユーザーは、クエリーパネルで同期の有効化にこれを使用します。

WebI

このオプションは変換時に失われます。WebI の場合、これはローカルソースではなく、ユニバースレベルで行われるようになっています。末尾空白が含まれるセルを編集する必要があります。4.0 リリースでは、「変数マージ」を行うことができます。これによって先頭/末尾空白を削除してからレポートにマージすることができます。

「データのリトリーブなし」オプション

DeskI

DeskI でこれを使用すると、データをリトリーブせずにレポート構造を作成することができます。

WebI

このオプションは変換時に失われます。WebI では、この動作を別のアプローチで実現することができます。クエリー編集パネルの[閉じる]ボタンの横にある矢印をクリックすると、2 つのオプションが表示されます。そのうちの 1 つは「変更を適用して閉じる」オプションで、もう一方は「変更を取り消して閉じる」オプションです。最初のオプションを選択した場合、レポート編集モードになり、データをリトリーブせずにレポート構造を作成することができます。

また、4.0 リリースでは、まずレポートを作成しておいてから、オブジェクトが含まれるセルをデータプロバイダーからマッピングすることもできます。

「実行前の SQL 生成なし」オプション

DeskI

これは、クエリーの定義時における DeskI での設定です。

WebI

この設定は変換時に削除されます。WebI では、「カスタム SQL 使用」オプションがあります。このオプションでは編集された SQL の上書き禁止も適用されます。

論理式のフィルター

DeskI

DeskI で、論理式にフィルターを適用することができます。

WebI

WebI で、変数を登録してフィルターをその変数に適用することができます。変換時には、自動的に変数が登録されてフィルターがその変数に適用されます。

Windows OLE オブジェクト

DeskI

DeskI に Windows OLE オブジェクトを含めることができます。

WebI

WebI ではこれがサポートされません。変換時に、OLE オブジェクトは GIF 書式に変更されます。

画像書式

DeskI

DeskI で、埋込画像は TIFF 書式で保存されます。

WebI

変換時に、静的画像は GIF 書式に変換されます。

動的画像または OLE オブジェクト

DeskI

DeskI では、動的画像または OLE オブジェクトがサポートされます。たとえば、実行時に計算されるパスや「画像として読み込む」プロパティを使用したパスなどがあります。

WebI

変換時に、動的画像またはオブジェクトは削除されます。

ページ設定オプション

DeskI

DeskI で、文書ごとにページオプションを設定することができます。

WebI

変換時に、オリジナルのページ設定オプションは失われ、デフォルトの Web Intelligence ページオプションが適用されます。

日付書式

DeskI

DeskI の日付書式は、WebI の日付書式とは少し異なります。

WebI

変換時に、マッピングに従って日付が対応する Web Intelligence 書式に変更されます。

セルのシェード

DeskI

DeskI で、グレースケールとパターンでセルにシェードを付けることができます。

WebI

変換時に、シェードの設定は削除されます。WebI では、背景画像を使用して同様の効果を得ることができます。任意の背景画像をセルに追加することができます。

変数テキスト

DeskI

DeskI で、各変数のテキストを定義することができます。

WebI

変換時に、このテキストは削除されます。対処法として、テキストを保存するために別の変数を登録するか、独立したセルにテキストを保存します

変数内のユーザ定義値グループ

DeskI

DeskI で、これはカスタムビューを登録するための便利なショートカットです。この機能を使用することによって、別のディメンションの値一覧のサブセットを表す値を使用して変数を登録します。たとえば、ディメンション City に値として New York、DC、Los Angeles、Seattle が含まれる場合、2 つの値「East cities」 (New York と DC を表します) および「West cities」 (Los Angeles と Seattle を表します) を含む変数を登録します。

WebI

変換時に、この変数は if-then-else 文の論理式に変更されます。WebI にはこれに対応するショートカットがありません。多数の値が存在する場合、if-then-else アプローチは複雑になることがあります。特に、マニュアルでそれを定義する場合、ユーザーはユニバースレベルまたはデータベースレベルで値のグループ化を考慮する可能性があります。

チャート内の系列色

DeskI

DeskI で、データ系列の色を定義することができます。

WebI

変換時に、系列と系列色とのオリジナルの関係は失われます。

データプロバイダーとしてのストアドプロシージャ

DeskI

DeskI で、ストアドプロシージャを直接データプロバイダーとして使用することができます。

WebI

WebI の場合、ストアドプロシージャに基づいてユニバースを登録してから、そのユニバースの上にレポートを登録する必要があります。実際に、ストアドプロシージャに基づいたユニバースの登録は、IT 関連者や管理者に好まれます。変換時に、ストアドプロシージャに基づいた DeskI 文書は 2 つの部分に変換されます。その 1 つはストアドプロシージャに基づいたユニバースで、もう一方は新規に生成されたユニバースに基づいた WebI 文書です。

複数カラムテーブル

DeskI

DeskI では、Microsoft Word の複数カラム機能のように、1 つのページ内で複数カラムのナローテーブルを表示することができます。ワークフロー: テーブル右クリック > テーブル書式設定 > 全般 > カラム

WebI

WebI には、直接の機能はありません。データ量の変動が大きすぎなければ、考えられる対処法として索引番号とフィルターがあります。たとえば、各ページ内に 2 つのカラムを登録するときに、まずテーブルを複製し、最初のテーブルに奇数の索引番号の行が表示されるようにして、2 番目のテーブルには偶数の索引番号の行が表示されるようにします。

マイナス数の設定による相対位置

DeskI

DeskI では、マイナスの数値を設定することによって、他のテーブル/チャートとの関連でテーブル/チャートの位置を設定することができます。レポートレイアウトタスクによっては、この方法で若干柔軟性が高くなるものがあります。

WebI

WebI では、相対位置にマイナスの数値を使用することはできませんが、他のテーブル/チャートを参照として使用することによって、プラス数値の相対位置を設定することができます。

ページ内中央揃え

DeskI

DeskI では、セル、テーブル、およびチャートがページの端に対して中央に配置されるようにすることができます。

WebI

WebI では、マニュアルでこれを設定する必要があります。

セクション、テーブル/チャート、セル、ディメンションの条件付き非表示

DeskI

DeskI では、しきい値に基づいてコンテンツが非表示になるようにすることができます。

WebI

WebI の場合、XI3.1 では、カラムを非表示にするための対処法として、アラーターを使用します。条件が真 (常に真に設定) である場合、論理式が適用され、それによって同一カラム内のオブジェクトのスワップが行われます。BI 4.0 リリースでは条件付き非表示の機能が提供されます。

4. ユーザビリティ機能の比較

このセクションでは、DeskI と WebI で異なるユーザビリティ機能を比較します。ユーザビリティ機能は、レポートのオーサリングと使用に影響しますが、変換には影響しません。

データマネージャー

DeskI

DeskI では、データマネージャー機能で以下の操作を行うことができます。

1. すべてのクエリーとデータプロバイダーの表示

2. 各クエリーの概要表示 (最終リフレッシュ日時、行数、期間を含む)

3. クエリー結果の表示

4. 自動クエリーリフレッシュのスケジュール設定

5. CSV および XML ファイルへのデータエクスポート

WebIWebI の場合、データマネージャー機能は 4.0 で提供されます。さらに、クエリー概要をレポートに表示して印刷することもできます。WebI では、リフレッシュのスケジュール設定は情報ビューで行われます。

ユニバースの切替

DeskI

複数のデータプロバイダーで同一のユニバースが共有されている場合、そのユニバースのファクタリングと参照は文書内で 1 度だけ行われます。したがって、データプロバイダーのユニバースを別のユニバースに変更すると、すべてのデータプロバイダーでユニバースが変更されます (ユニバースがファクタリングされた場合)。

WebI

WebI では、データプロバイダーごとにユニバースを 1 つずつ切り替える必要があります。

論理式エディターのユーザビリティ

DeskI

DeskI では、論理式エディターはコンテキスト依存です。使用する変数に従って演算子が変わるため、論理式の登録に役立ちます。

WebI

WebI はより静的です。WebI ユーザーは、最初の数文字に基づいたオブジェクト/関数のオートコンプリートを利用して、より早く登録を行うことができます。誤入力の可能性が低くなるとともに、ヘルプボックスで演算子 (たとえば、where 句) のヘルプを開くこともなくなります。DeskI には、論理式の登録に関してユーザビリティの点で優位性がありますが、ワークフローと関数の使用方法に応じて、DeskI と WebI の両方に利点があります。

論理式エディターでの値一覧 (LOV) 呼出

DeskI

DeskI で、これは項目を "in list" 演算子に追加するためのユーザビリティー機能です。

WebI

WebI では、マニュアルで入力するか、単純にレポート出力から論理式ダイアログへのコピー &, ペーストで LOV を取得します。

個人値一覧

DeskI

個人値一覧 (LOV) はユニバースに登録されますが、DeskI レポート内でもこれを行うことができます。

1. 個人値一覧を定義するワークフローは次のとおりです。メニューで、ツールをクリック > ユニバース > 値一覧 > オブジェクトを選択 > 法人データまたは個人データを選択 > 編集

2. DeskI で、複数カラム LOV を階層として表示することができます。ワークフローは次のとおりです。ユニバースで LOV クエリーを編集するか、ツールから > ユニバース

> 値一覧を選択して、LOV クエリーで複数のオブジェクトを取得します。この後 LOV を照会すると、「年」などの最上位レベルのフォルダーが表示されます。次にこれを展開し、階層のナビゲートと同様の方法で月を選択することができます。

3. 個人データプロバイダーを、値一覧として指定したレポートに使用することができます。

WebI

WebI では、値一覧をユニバースレベルで編集することができます。4.0 リリースの場合:

1. WebI で OLAP ソースを使用しないネイティブ階層が有効化されます。

2. リレーショナルソースの複数ディメンションも可能です。

3. 個人データプロバイダーを値一覧として使用することができます。

4. 直接インフォメーションデザインツールで値を入力することによって値一覧を定義することができます。

ユーザー定義階層

DeskI

DeskI で、ユーザー定義階層を登録することによって、ユニバースのデフォルト階層を上書きすることができます。

WebI

WebI の場合、階層 (4.0 リリースではナビゲーションパス) はユニバースで集中定義されます。このため、ユニバースを使用するビジネスユーザーは、データベースレイヤーのデータ構造を理解する必要がなくなります。関連する詳細は、ドリルダウンせずに、常に簡単に照会することができます。あるいは、別の方法で階層を表示する論理式を作成することもできます。4.0 WebI では、OLAP データソースで定義された真正階層がサポートされます。

日数および月数の事前定義済カスタムソート

DeskI

DeskI で、共通時間ディメンション (日数、月数) を調整するためのショートカットです。

WebI

WebI では、上下の「矢印」を使用してマニュアルで行うことができます。

ランク定義パネルでの小計と合計比率の追加

DeskI

DeskI では、ランク定義パネルで totalcontent の小計と比率を追加するショートカットです。

WebI

Webi では、論理式を定義する必要があります。

印刷時のページ調整

DeskI

DeskI で、ユーザーはこの機能を使用してコンテンツを 1 つのページに印刷することができます。

WebI

WebI の場合、XI3.l では対処法がありません。この機能は BI 4.0 リリースで提供されます。

文書内検索

DeskI

DeskI では、大型文書内の特定の値を検索することができます。

WebI

WebI では、同一ページ内の特定の値が検索され、すべての該当結果が表示されます。文書全体を検索するには、簡易表示モードで[ページコンテンツ]を使用します。これにより、仮想ページごとに最大 1000 行表示され、ユーザーはキーワード検索を行うことができます。また、管理者は「仮想ページ」ごとに許可されるデフォルト最大行数を大きくすることによって、ページのスクロールを少なくすることができます。

ウィンドウペイン分割によるヘッダー固定

DeskI

DeskI で、この機能は超大型テーブルのナビゲートに役立ちます。

WebI

WebI で、これはサポートされません。WebI 3.1 SP2 以降、対処法として、大型テーブルのブラウジング時にテーブルヘッダーが表示されるようにすることができます。つまり、入力制御を使用して、行索引番号に基づいてスクロールします。

テンプレート

DeskI

DeskI では、テンプレートを使用することによって、クエリー結果を書式設定されたレポートに取り込むことができます。

WebI

WebI では、企業のグラフィックチャート作成者用にデフォルトスタイルを定義することができます。

デフォルト設定ファイルを使用して、レポートのルックアンドフィールを定義します。
これは WebiDefaultStyleSheet.css を編集することになります。
- グローバル修正用にサーバー上に保管されます。
- 標準カスケードスタイルシート (CSS) 書式が使用されます。

新規文書の場合
このファイルは、以下の書式に影響します。背景、フォント色、サイズ、余白、間隔、色、
テーブルヘッダー/フッター、セル、セルコンテンツページヘッダー/フッター
セクション表題

既存文書の場合 :
«  Clear Format  » コマンドを使用してマニュアルで変換を行うことができます。

さらに、WebI では書式ペインターが提供されます。ユーザーはこれを使用して、オブジェクトの書式を別のオブジェクトにコピーすることができます。

構造ビュー

DeskI

DeskI では、複数の場所にアクセスする必要があります ([スライス & ダイス]パネルにソート、区切り、フィルターが表示されます)。

WebI

WebI では、ブロックにフィルター/ソート/区切りおよび位置設定があるかどうかが構造ビューに示され、サイズ設定セクションが有効化されます。これは、フルタイムの作成者にとって時間を節約できる機能です。

ユニバースのリフレッシュ

DeskI

DeskI でユニバースをリフレッシュすることができます。このためには、エンドユーザーがユニバースのリフレッシュの必要性を理解することが求められます。

WebI

WebI ではこの機能がサポートされません。これは、通常ユニバースの作成者は各自でユニバースをリフレッシュするためです。

Web へのイメージスケーリング

DeskI

DeskI ではイメージスケーリングがサポートされます。

WebI

WebI Rich クライアントではサポートされますが、Web ベースの WebI では有効化されません。これは、HTML に関する Web での画像処理の問題によるものです。

変数の複製

DeskI

DeskI では、変数を最初から作成する必要があります。

WebI

WebI では、この機能が、変更を必要とする部分が少ない場合に複雑な変数を再利用するためのショートカットです。

レポート構造マップ全体の表示

DeskI

DeskI では、構造をレポートごとに表示する必要があります。各レポートエレメントが 1 度に表示されるわけではありません。

WebI

WebI では、管理しやすいように、レポート構造マップ全体が表示されます (構造、計算/変数、フィルターの表示)。現時点では HTML に限定されます。

プロンプトの順序

DeskI

DeskI でプロンプトの順序を変更するためには、削除と再登録が必要です。

WebI

WebI では、プロンプトの順序を変更することができます。

プロンプトのユーザーエクスペリエンス

DeskI

DeskI では、キーボード入力が有効化されていません。DeskI プロンプト値一覧を検索することはできません。一覧からの選択が必要です。

WebI

WebI では、プロンプトのグラフィックユーザーエクスペリエンスがより洗練されています。値一覧を検索することができます (大文字/小文字一致オプションもあります)。長い一覧を検索せずに、一意の値を入力するオプションがあります。

個人データのオブジェクト定義の変更

DeskI

DeskI では、Excel の数値データ型を再定義するために、受信した Excel を変更する必要があります。

WebI

WebI では、個人データのオブジェクト定義を変更することができます。これは、同期表示を可能にするために必要です。

同期データプロバイダー

DeskI

DeskI では、オブジェクトが別のオブジェクトと同期しているかどうかを確認するために、各オブジェクトをクリックしてスクロールする必要があります。

WebI

WebI では、同期データプロバイダーを定義するために、オールインワンウィンドウを表示することができます。同期されている値を確認したり、新規オブジェクトを同期一覧に追加することなどが可能です。これは、文書内の複雑な同期を管理するための優れたユーザーエクスペリエンスです。

テーブルをテキストとして Office 文書にコピー/ペースト

DeskI

Deski では、特定のテーブルを再利用できるようにするために、レポート全体を Excel として保存する必要があります。

WebI

WebI では、テーブルをテキストとして Office 文書にコピー/ペーストすることができます。あるいは、テーブルまたはチャートを Office にドラッグ & ドロップすることもできます。ビジネスユーザーにとっては、必要に応じてレポートの一部を取り出して Office アプリケーションに取り込むことは一般的なタスクです。

テーブルとチャートのカット/コピー/ペーストは、BI4.0 で向上しています。既存のコンテンツを再利用することによって別の分析またはレポートを登録することを求めているパワーユーザーの場合、1 テーブルまたは 1 チャートを別の文書にコピー & ペーストします。共有オブジェクトのメカニズムを使用します。
WebI レポートのコンテンツを共有してコメントを付けることを求めているビジネスユーザーの場合、1 テーブルまたは 1 チャートを外部アプリケーション (Office) にコピー & ペーストします。コピーされたブロックは HTML 書式のエレメントになり、対象のアプリケーションで修正することができます (テーブルのみ。チャートは画像)。
この機能は、BI4.0 の WRC と Java Report Panel で利用可能です。

レポートを HTML としてマイコンピュータに保存

DeskI

DeskI で、文書を HTML 書式で保存することができます。

WebI

WebI はデフォルトで Web 向けであるため、コンテンツを HTML に特定して保存することは求められません。WebI では、大半のワークフローに対応する csv 書式で保存が行われます。WebI の場合、4.0 で WebI と Office 間のコピー/ペーストが書式設定によって可能になります。

レポートを CSV (データ) としてマイコンピュータに保存

DeskI

DeskI では、レポートデータを CSV に保存することはできませんが、データマネージャーから、各データプロバイダーのデータを CSV ファイルに保存することができます。

WebI

WebI では、各データプロバイダーからデータを保存することができます。さらに、WebI ではレポート側から csv で保存することができます。これにより、レポート内のすべてのデータプロバイダーが 1 つの csv ファイルに保存されます。

レポートを TXT としてマイコンピュータに保存

DeskI

DeskI では、レポートを TXT としてマイコンピュータに保存することができます。

WebI

WebI では、大半のワークフローに対応する csv としての保存が可能です。この後、CSV を上書きしてコンマを別のデリミターに置き換えることができます。

レポートを RTF としてマイコンピュータに保存

DeskI

DeskI で、レポートを RTF としてマイコンピュータに保存し、テーブルと値の書式設定を保持することができます。

WebI

WebI では、csv としての保存が可能です。あるいは、Excel として保存して書式設定を保持することもできます。これらは大半のワークフローに対応します。WebI の場合、4.0 で WebI と Office 間のコピー/ペーストが書式設定によって可能になります。

発行配信ルール

DeskI

配信ルールは、発行における文書の処理と配付の方法に影響します。文書に配信ルールを設定することによって、文書内のコンテンツが特定の条件に合致した場合にのみ発行物が受信者に配信されることを示します。DeskI 文書の場合、論理式を指定することができます。パーソナライズされた発行物にデータが含まれているかどうかによって配信ルールが決まるように設定することもできます。

WebI

WebI では発行配信ルールがサポートされません。ただし、この機能が必要である場合は、オプションとして Crystal レポートがあります。

発行方法

DeskI

発行時に、文書内のデータがデータソースに対してリフレッシュされ、発行物が受信者に配信される前にパーソナライズされます。組み合わされたこのプロセスは、「レポートバースト」と呼ばれます。DeskI には「受信者のグループごとに 1 データベースフェッチ」オプションがあります。このレポートバーストメソッドでは、発行者のデータソースログオン認証がデータのリフレッシュに使用されます。受信者のグループは、受信者に指定したパーソナライゼーション値に基づいています。

WebI

WebI では、動的受信者を使用した発行に「全受信者に対して 1 データベースフェッチ」と「受信者ごとに 1 データベースフェッチ」の 2 つのオプションがあります。

Excel、PDF、CSV 書式による電子メールでの送信

DeskI

DeskI では、電子メールによる .rep での送信が可能です。他の書式の場合、DeskI から直接ユーザーインタフェースに送信することはできません。

WebI

WebI では、電子メールによって Excel、PDF、および CSV 書式で文書を送信することができます。これは、Rich Client ユーザーにとってのショートカットです。

プリンターに対するスケジュール

DeskI

DeskI で、プリンターへの出力をスケジュールすることができます。

WebI

WebI では、制御されていないディスクに対して PDF をスケジュールし、スクリプトを作成してその PDF をプリンターに送信することができます。

XMLへのエクスポート

DeskI

DeskI で、データプロバイダーを XML 書式にエクスポートすることができます。

WebI

WebI では、これは直接にはサポートされませんが、拡張ポイントを使用して実現することができます。

5. 変換された文書の最適化

DeskI のタスクによっては、WebI で実現しやすいものがあります。このセクションでは、WebI で最適化された機能を列挙します。

カスタム論理式関数の登録

DeskI

DeskI では、VBA を介して使用することができますが、同じ方法で統合されているわけではありません。また、サーバーを介して 1 度に複数のクライアントで利用可能になるわけではありません。

WebI

この機能は WebI 内ではしっかりと統合されています。新規の関数が直接論理式エディターに関数として表示されます。

(外部関数の登録については、次のリンクを参照してください。http://help.sap.com/businessobject/product_guides/boexir31SP2/en/xi31_sp2_webi_calc_ext_en.pdf)

オプションのプロンプト

DeskI

DeskI では、オプションプロンプトはサポートされません。対処法は、プロンプトのすべての値を選択することです。この方法は、効率性の点では不利です。

WebI

WebI では、プロンプトがオプションとして設定されると、プロンプトに応答がなかった場合に、フィルターの削除によってクエリーの絞込が行われます。

セルのマージ

DeskI

DeskI では、対処法として書式設定を使用してこれを実現する必要があります。

WebI

WebI の場合、これは一般的な書式設定機能です。ワークフローは、マージ対象のセルを右クリック、次に[マージ]を選択、となります。

クエリでのランキング (またはデータベースランキング)

DeskI

DeskI では、クエリー内でこれを行うことができません。レポート内でランキングを行うか、クエリーソートと行制限定義の組合せを使用します。

WebI

WebI でこの機能を使用することができますが、基礎となるデータベースでこれがサポートされていることが条件です。

空白時のテーブル表示/非表示

DeskI

DeskI では、マニュアルで登録された条件付き書式設定を使用する必要があります。

WebI

BI 4.0 では、追加設定なしでこの機能を使用することができます。XI3.l では、チェックボックスが空白の場合は[表示]を使用する必要があります。

データベースによるメジャー集計のサポート

DeskI

DeskI では、階層の各レベルからグループセットを取得してから、共通ディメンションで同期する必要があります。これを行わないと、比率など、集計の種類によっては DeskI でうまく処理されないものがあり、誤った結果が生成されることになります。

WebI

WebI では、スマートメジャーと呼ばれるこの機能がサポートされます。

単一セルに対する相対/絶対配置の定義

DeskI

DeskI ではこれがサポートされません。対処法として、テーブルを単一セルとして使用し、セル本体を削除してヘッダのみを保持することができます。

WebI

WebI では、これを行うことができます。これは、高度なレポートレイアウトを作成するために必要です。

ランキング累積合計

DeskI

DeskI では、ランキング累積合計に論理式を使用する必要があります。

WebI

WebI では、一般的なこの分析ビューが直接サポートされます。

代替行色のテーブル設定

DeskI

Deski では、これを実現するために、アラーターを使用して条件付きで行の書式を設定する必要があります。

WebI

WebI では、見やすくするために、これがデフォルト設定になっています。

複数条件のアラーター

DeskI

DeskI で、アラーターにはオブジェクトを 1 つだけ含めることができます。たとえば、<Revenue> < 5000) および (<Expenses> > 500 というアラーターを登録する場合、追加の変数を使用する必要があります。各ステップは次のようになります。

まず、条件を表す次の変数を作成します。

<Variable1> = (<Revenue> < 5000) and (<Expenses> > 500)
次に、次の条件でアラーターを追加します。

<Variable1> = 1

WebI

WebI では、アラーターに複数のオブジェクトに対する条件を含めることができるため、追加のローカル変数は不要です。WebI に変換された文書を修正し、それに応じてアラーターを最適化することができます。

また、WebI には、DeskI ではまったく対処法のない新機能が多数提供されています。これには、入力制御、データ変更の追跡、Web へのドリル、データベースサンプリング、Web サービスとしての発行、などが含まれます。これらの機能では、レポートの作成と使用の方法が大幅に変更されています。たとえば、DeskI では複数のレポートを登録することによって各シナリオを分析します。WebI で入力制御を使用すると、1 つのレポートを登録するだけで、各ユーザーに「パーソナライズされた」コンテンツビューが表示されるようにすることができます。


要約すれば、ほとんどの DeskI 文書を WebI に変換することができます。WebI に対応する機能がない DeskI 機能の場合、本書を参考にし、対処法を適用することによって、別の方法で機能を実現することができます。また、WebI 専用に提供される強力な機能を使用して、変換された文書を最適化することができます。

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